英語の単語も文法も、それなりに身についてきた。
発音やリスニングの練習もしている。
なのに、英会話になると、なぜか話が弾まない。
それ、「英語力」の問題ではないかもしれません。
実は、「英語の知識が多い = 英会話がうまくいく」とは限りません。
英語のリスニング力やスピーキング力が上達しても、会話スタイルが “日本語仕様” のままだと、英会話は途切れがちになります。
今回は、この点についてお伝えします。
英語での会話が続かない原因は「会話スタイル」にある
日本語では、質問に対して端的に答えるのが好ましいとされる場面も多く、「質問に答えて終わり」が会話の基本形になりがちです。
でも、英会話ではこれだと “キャッチボール” が止まってしまいます。
たとえば、
質問に答えるだけでなく、相手にも質問を返す
答えるときに、少しだけ「+α」の情報を添える
これだけで、会話の流れが自然につながり、途切れにくくなります。
会話力を高めるためのちょっとしたコツ
では、具体的にどうすれば英語での会話力が上がるのでしょうか?
たとえば、
What sport do you like?(好きなスポーツは?)
と質問されたとします。
このとき、
I like football.(サッカーが好きです)
としか言わなければ会話は止まってしまいます。
ですが、その後に続けて
・I’ve played it since I was a child.(子どもの頃からやってたんです)
・I watch it every weekend.(毎週末、試合を観てます)
・How about you?(あなたはどうですか?)
このように、ちょっとした追加情報や質問を添えると、会話を続けるきっかけを提供できます。
英語力だけでなく「会話スタイル」も身につけよう
英語が話せるようになるには、単語や文法の勉強も大切。
でもそれと同じくらい、「会話のしかた」も意識することが、英会話が続くコツです。
英語でのキャッチボールをスムーズに続けるには、
"一問一答" から卒業して、相手とのやりとりを楽しむ姿勢が大切です。
知識と会話力。
どちらもバランスよく伸ばしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!